もう泊まらない

はてさてフランクフルト空港に着いて眠たい目をこすりながら駅に移動し、目指すはフランクフルト中央駅。

右も左も分かんない駅構内をうろうろしながらインフォメーションのおっちゃんに聞いてやっとこさチケットを購入。

空港の駅から中央駅まで5ユーロ!?その当時はそれが高いのか安いのか分からなかった。もしかすると一日券買わされたのかも。。。

しかもそのおっちゃんの英語がまっっったく聞き取れなくて、野生の勘で乗った電車は幸運にも合ってた。

 

そんなこんなで到着した。

鋼の錬金術師にでてきそうな風景。。。

 


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ドイツに来た人はあるあるなのかわからないが、あるはずのものがない。

改札がない。そう言えば電車に乗るときも無かったような。。。

出口に出たとき警察が捕まえにくるんじゃないかと内心ビクビクしながら近くにいた十代ぐらいの女の子に聞いてみた。

俺「すんません!改札はどこですか??」

女の子「改札??そんなものないよ。チケットは電車のなかでたまに駅員が見に来るの。」

え?たまに???ひょっとしたら乗り放題????

交通費削減???

うひょうひょで駅のwifiを使い調べてみる。するとこのように書いてあった。

 

"もし駅員が見に来てチケットが無ければ、罰金として50ユーロ程請求される。"

 

あぶない。もうちょっとで無賃乗車を繰り返すところだった。

現に何人かの人がそれでペナルティを負ったり、逮捕されたりしているらしい。

調子にのって逮捕されたりなんかしたら旅どうこうではなくなる。絶対に止めておこうと誓った。

 

 

時間は経ち宿のチェックインの時を迎えた。さぁフランクフルトで一番安いであろうこのホステルはどんな感じだろう。

 

 

宿に入る。受付のお兄ちゃんはまぁ普通の感じ。

説明を聞き終わって部屋に入る。シャワーを浴びた後、移動の疲れか倒れこむように寝てしまった。

起きたのは夕方の17時頃。腹が減り、近くのスーパーでパンとビールを買った。

そして、宿のラウンジでビールをプシュッとしようとしたら

お兄ちゃん「あ、うち買ってきたビールダメだから。飲むならうちのバーで頼んで。」

ここはもう泊まるのを止めよう。俺の旅の楽しみはこの宿のラウンジでのビールなのだから。

でも適当に選んでしまったから3日分予約してある。キャンセルは金とられるし。。。バーのビール高けぇし。

完全に安さだけで選んだのが間違いだ。Booking.comのクチコミをよく見ておくべきだった。

そんな些細なことだけでその宿の細かい部分が気になってくる。俺はなんて小さい人間なんだ。

でも部屋でwifiが使えないのと充電ができないことが分かり致命的だな。。。

 

この宿のクチコミをじっくり見てみようとスマホをいじっていたところ、あるお得情報を見つけた。

どうやらこの宿は無料の夕食が出るらしい。質素なパスタだが俺のような貧乏旅行者には非常にありがたい。

しかし、そんな大事な情報チェックインの時に教えてくれよ!💢

いくら俺が英語できないからってそんなこと言ってなかったのは明白だ。

まあ運が良かったと部屋に戻りまた就寝。

気づけば朝を迎えていたのであった。。。