本場のソーセージ

今日は何しよーか。朝起きてそう思った。何て贅沢な時間なんだろう。まわりの友人は汗水垂らして働いているのにもかかわらず俺は。。。

という気持ちもすぐ消え、買ってきたパンにチョコレートを塗り、スマホをいじる。

適当に散策してみるか。

宿を出てまわりを歩いて探索する。

やっぱり町並みはいままでにはない感じで新鮮だ。

特に宛もなく歩いていると気づけばランチタイムだ。

どこかないかな、ソーセージでも食うか。

たまたま目の前に肉屋さんなのかソーセージ屋さんなのかわからん店があった。

店員のおばちゃんの元気が良い。ここにしよう。

展示しているソーセージを見ているとすぐにおばちゃんが反応してくれた。

ドイツ語で全く分からなかったが何にする?的なことを聞いているのだろう。

感覚で旨そうなソーセージを指差し、あとはおばちゃんがおすすめをだしてくる。豆の煮たやつとじゃがいものボールみたいなやつ。もう勝手にのせられてる。

うわぁー高けぇだろーなぁ、まぁいいせっかくだし食べてみよう。

    これぞドイツと言わんばかりのこの感じ!!     f:id:shochangblog:20200325050559j:image

 

これを食ったからにはもう満足といっていいほどだ。

このソーセージ、ほんとに旨かった。少し塩辛すぎるがそれがまたビールによく合う。

ちゃっかり酔っ払った勢いでおばちゃんに覚えたてのダンケ(ドイツ語でありがとう)を言ったらとても喜んでくれた。

 

店を出てふらふらふらふら。

雨も降ってきて、あきらめて宿に戻る。

よし、夕食まで待とう。。。

そして夕食の時間。

昨日のようにロビーに出て受け取りの所で意気揚々と待っていたところ、なんと目の前には予約の表が。。。

知らんぞこんなん。急いで書いたのも束の間、スタッフのおっちゃんが口を開いた。

"おい、今から書いてもダメだぞ!もう人数分のを作ってしまった。"

 

は!?そんなん聞いてねぇし。

怒りを堪えながら持ち前の愛想笑いでその場を去る。

結局その宿最終日夕食を食べれなかった。3日泊まって一回。アホすぎる。

ドイツ人は日本人と似て仕事をきっちりとこなすイメージがあったが、チェックインの時に俺に何も教えてくれなかった。そのイメージはぶっ壊れた。

ドイツ人、油断できない強敵だ。。。